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マツエクのリペアとは?定期的なお手入れが大事!

マツエクのリペアとは?

マツエクのリペアとは、浮いたり曲がったり取れたりしたマツエクをつけ直す作業のことです。マツエクは通常、装着から2~3週間ほど経過した時点で、根元部分が浮く、曲がって向きが変わる、取れるなどといった状態に陥ります。その結果、まつ毛全体の印象がアンバランスになってしまうことがあります。ですから、美しい見た目を保つには、リペアによってマツエクをつけ直し、綺麗な状態に戻す必要があるのです。

それぞれの毛質や使用するグルーによって違いはありますが、マツエクは多くの場合、部分的に浮いたり曲がったり取れたりします。そのため、リペアでは綺麗に残っているマツエクをそのままの状態で保持し、劣化部分のみを新たなマツエクと交換するのが一般的です。もしも、マツエクをすべて新しいものに取り替えたいというときは、少し注意が必要になります。サロンによっては、マツエク全部のつけ直しを「リペア」とは呼ばず、「つけ替え」などと呼ぶことがあります。部分的につけ直すのと全部をつけ替えるのでは意味合いが異なりますから、事前にサロンに確認を取ったほうが良いでしょう。

装着したマツエクが劣化してしまう理由は?

装着したマツエクが浮いたり曲がったり取れたりしてしまうのには、主に2つの理由があります。1つ目は、まつ毛の毛周期です。毛周期とは、まつ毛をはじめとした体毛が生え替わっていくサイクルを指します。体毛が毛細血管から栄養を取り込んで成長する「成長期」、体毛の毛母細胞の分裂が止まる「退行期」、体毛が抜け落ちてから次の体毛が生えるまでの「休止期」という状態を、順番に繰り返すのが特徴です。まつ毛の毛周期はおよそ1~4カ月で、1日に5本前後が自然に抜け落ちるとされています。そのため、まつ毛が抜けると当然マツエクも取れてしまいますし、成長期のまつ毛が伸びることで、マツエクの長さや向きにばらつきが出てしまいます。 マツエクが劣化するもう1つの理由は、グルーのゆるみです。グルーとはまつ毛用の合成接着剤のことで、まつ毛にマツエクを接着するための大事な道具です。このグルーが時間の経過やまつ毛の毛周期の影響を受けてゆるむことで、マツエクの劣化が起こります。

リペアで注意したいポイント

マツエクのリペアで気をつけたいのは、マツエクを接着する際に使用するグルーは、サロンによって扱っている商品が違うという点です。グルーはさまざまな成分によって合成された接着剤で、主成分にはシアノアクリレートが使われています。このシアノアクリレートは水分と結びつくことで硬化し、同時にアレルギー反応の原因となりうるホルムアルデヒドを発生させます。グルーは商品ごとにシアノアクリレートの種類や配合量などが異なり、ホルムアルデヒドの発生量も変わります。こうした背景があるため、「サロンAで使っているグルーは平気だが、サロンBのグルーは刺激を感じて目が痛くなった」などといった事態が起こる可能性があります。安全性を高めるには、マツエクをつけてもらったのと同じサロンで、リペアを行うのが良いでしょう。店舗によっては、他の店舗で装着したマツエクのリペアを受けつけていない場合もあります。

マツエクを綺麗に保つには定期的なリペアが必要!

どれだけ長持ちするマツエクであっても、まつ毛の毛周期やグルーの影響で、いつかは必ず劣化してしまいます。そのため、自分のまつ毛の毛周期を意識しつつ、適切なタイミングでリペアを行う必要があるでしょう。安全性の高いグルーを扱っているサロンを利用し、定期的なリペアを怠らなければ、マツエクを常に綺麗な状態に保つことができます。

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